日本を出国するときに、税関手続はどんな場合に必要ですか？

Q．日本を出国するときに、税関手続はどんな場合に必要ですか？

A．以下の場合に該当する時、税関での手続が必要になります。（２００６年現在）

　　１．外国製品の持ち出し
　　　　　海外製の時計や宝飾品など持っていく場合、「外国製品の持出し届」を記入し、空港で出国審査
　　　　　の途中にある税関カウンタにて提出してください。
　　　　　　※「外国製品の持出し届」は税関カウンタにもあります。
　　　　　提出しなかった場合、帰国時に課税される場合があります。

　　２．現金の持ち出し
　　　　　携帯する現金・小切手・トラベラーズチェックなどが１００万円相当を越える場合。
　　　　　　※外貨の場合は、円に換算して計算
　　　　　携帯する金の地金（純度９０％以上）の重量が１キロを越える場合。
　　　　　以上に該当する場合は、「支払い手段等の携帯輸出・輸入届出書」を提出します。
　　　　　　※「支払い手段等の携帯輸出・輸入届出書」は税関にあります。

　　３．輸出規制品
　　　　　銃や超高性能パソコンなどの輸出規制品をを持ち出す場合。
　　　　　事前に経済産業省で手続が必要です。
　　　　　　※詳細は、経済産業省貿易経済局貿易管理部安全保障貿易審査課（TEL03-3501-2801）まで

　　４．その他
　　　　　持ち出す品物の価格の合計が30万円を超えると一般の貿易貨物と同様の輸出手続が
　　　　　必要となる場合があります。