アンカー時計の観光ガイド

ウイーンの旧市街地の中にあり、建物の連絡通路の壁面にデザインされたからくり時計が、アンカー時計。
アンカー時計は建築家のフランツ・マッチェによる設計で、天体をモチーフにデザインされた時計です。装飾が豪華な時計ですが、見どころは装飾だけでなく毎時ちょうどに動作するからくりで、カール大帝、ルドルフ1世、マリア・テレジア、ハイドンなどオーストリアの歴史に関係する重要な人物が登場する仕掛けとなっています。また正午には毎時に出現しいた人物の12人全員が登場する仕掛けにもなっており、その時間帯は多くの観光客で混雑するほど人気があります。
ちなみにアンカー時計の名称ですが、この建物がアンカー保険会社の建物であることからつけられたようです。ただ現在では会社名が変わっているようですが。。
訪問する時間帯によっては毎時ちょうどに合わないかもしれませんが、それでも豪華な装飾は見どころですし、シュテファン大聖堂からも歩いていける場所のため、ウィーン観光では訪れる観光地の１つに追加しておきましょう。