パレ・ガルニエ(オペラ座)の隣のブロックにあり、パリ市内で比較的大きな敷地を有している、マドレーヌ寺院。 マドレーヌ寺院はナポレオン1世の命により、フランス軍の戦没者を顕彰する場所として建設が始まったが、その後、ナポレオンが失脚し、ルイ18世によって教会として1842年に完成した。 マドレーヌ寺院の特徴はなんといっても、ギリシャ風神殿にような外観。コリント式の高さ30mにもなる52本の柱は圧巻で、遠くから見てもマドレーヌ寺院と分かる。 そのため、同じような建物が並ぶパリ市内の観光で目印としても利用できる。 あまりに外観が印象的すぎて教会という感じはしないが内部に入ると教会感が出てくる。このマドレーヌ寺院は聖女マグダラのマリアを守護聖人とする教会の為、マグダラのマリア関連の像も立っている。そのほか、多くの美術品が飾られているのでこちらも見どころ。 逆に外に出れば戦没者の顕彰感が強い。正面には献花のスペースもあり、教会とは違った印象を感じることができる。 マドレーヌ寺院の観光としては、建物近くまで行きたいところだが、このあたりの交通量はすさまじく、近づくのはちょっと大変。道路を渡らなくても見れる大きな教会なので、周辺から外観を楽しむ感じでもいいかも。 メトロ8号線・12号線・14号線 Madeleine駅 徒歩:セーズ通りをオペラ座方面へ http://www.eglise-lamadeleine.com/
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マドレーヌ寺院の全体が美しく見える角度 マドレーヌ寺院の特徴である柱がよく見える 正面から見たところ マドレーヌ寺院の前は、交通量が異常に多い 観光マップを開く |