霞城公園の観光ガイド

山形市街地のほぼ中心部に位置し山形駅からも近い場所にある、霞城公園。
霞城公園は山形城の跡地に整備された約36haにもなる大きな公園で、1949年に市民に開放されました。公園内には山形城の跡地の名残も多く残っているほか、近年はいくつか山形城の施設の一部も復元されてきました。特に見どころとしては復元された２つの城門のひとつである「二の丸東大手門」です。巨大な門は当時の山形城の威厳を彷彿させるものとなっており、撮影スポットでもあります。もう一つの城門は「本丸一文字門」です。本丸へ向かうための門ということで、お堀にかかる橋の先にある本丸一文字門は、絵になる美しさです。
また公園内には山形郷土館や山形美術館などいくつかの博物館のほか、野球場やテニスコートなど市民が楽しめる施設もあります。これらの施設の中でぜひ見ていただきたいのが、山形城の城郭を築いたといわれる11代目城主の最上義光公の銅像です。騎馬戦をしている像は東大手門が背景となり絶景写真を撮ることができます。
また霞城公園は桜の名所としても知られ、桜の時期になると公園内にある約1500本の桜はライトアップされ、夜桜を楽しむこともできます。さらに満開の時期に合わせて茶会などのイベントも開催されているので、こちらも見どころの一つとなっています。